ダイソーの実店舗で『サンセベリア・スタッキー苗』を発見!
いつも園芸コーナーは見るようにしていましたが、脇にひっそり立てかけられていて、そんな陳列だと気づきませんよ。
まあ、買い一択です
スタッキーはサンセベリアで有名な「ローレンティー」とは違って、細長い円柱の葉っぱが特徴です。長いものだと1mを超えるようですが、そこまで長くなったものは、専門の園芸店でもなかなか見ないですね。
ダイソーで販売されている苗は、長さ60cmくらいあって、購入して持ち帰る時はバックからちょっとはみ出ててました(笑)

このスタッキーは、葉っぱ1本だけの販売です。
発根しておらず、もちろん土や鉢はついていません。株から切断され、切断面が乾燥した状態での販売されてます。

切断面はしっかり乾燥されてますね。粉状の薬剤が塗布されているようなので、このまま土に植えれば、1ヵ月ほどで発根すると思います。
でも、土には植えず、水耕栽培で増やしてみたいです。
水耕栽培にする理由は、①準備が簡単なこと ②発根するところをじっくり観察するためです。
そこで今回は、ダイソーで販売されていたサンセベリア・スタッキーの苗を水耕栽培を増やす方法を説明したいと思います。
- 水耕栽培で育てたい
- 水耕栽培の始め方が知りたい
- サンセベリア・スタッキーのことが知りたい
最後まで記事を読んで頂ければ、スタッキーのことを詳しく知ることができ、水耕栽培で元気に育てるることができます。
この記事からわかること
過去記事にも『サンセベリア・ローレンティー』の葉を水耕栽培を増やす方法を詳しく説明した記事がありますので、合わせてご覧ください。
『サンセベリア・スタッキー』

サンセベリア・スタッキーは、葉は細長く、直立して伸びるため、とてもスタイリッシュです。
他のサンセベリアと同じく、CAM植物のため夜間に気孔を開いて二酸化炭素を吸収し、室内のCO2濃度を下げる効果があります。
スタッキー1株で室内の酸素濃度が変わることはありませんが、ぜひ部屋に置きたい観葉植物のひとつです。
準備するもの
作業に入る前に準備します。
- スタッキー苗(ダイソーで購入)
- ナイフ
- 黒マジック
- 空きビン
水耕栽培は、準備する物が少ないので手軽に始められのが魅力です。もし、鉢植えだと土や鉢を準備してからでなければ始められません。
空きビンは、わざわざ購入しなくても普段から意識的に集めるようにすれば、思った以上に溜まってきます。
水耕栽培の始め方
- きれいに洗浄したナイフでスタッキーの葉を20cmくらいの長さに切り分ける
- 切り分けた葉の上下がわかるように下部にマジックで「▽」を書き記す
- 2~3日間、切断面を乾燥させる
- 用意した空きビンをきれいに洗浄する
- 空きビンにスタッキーと水を入れる
手順1~手順2

ダイソーで購入したスタッキーは、3つに切り分けてから、水耕栽培を始めます。
切り分けず、そのままの長さで始めてもよかったのですが、60cmの長さに合う空き瓶がなかったので、適度な大きさにしました。
切り分けた葉にマジックで上下がわかるように印をつけます。

下がわかるように水をつける方に「▽」を書きます

上下は間違わないように注意してね
葉を切り分けると、上下がわからなくなってしまいます。間違って逆さまにしないよう、葉の下部にマジックで「▽」を書きます。
別に「▽」でなくても、どちらが下なのか分かれば、どんな記号でもOKです。
手順3
2~3日ほど日が当たらない室内で乾燥させます。もともと切断されている面は乾燥できていますが、新たに切断した面から病気にならないようにします。
水をつけず乾燥させるので、枯れないか心配する方もおられますが、多肉植物はそのくらいでは枯れることはありません。
ただし、夏時期に日が当たる場所でガンガンに乾燥させると過剰に乾燥してしまい、発根しなくなるため注意してください。
手順4~手順5
ガラスビンはきれいに洗浄してから、スタッキーと水を入れます。
洗浄は、お湯で熱湯消毒すれば問題ないと思います。
水耕栽培を始めてから1ヵ月ほどすると切断面から発根が伸びてきます。また、発根しやすいようにビンの底から少し浮かせるようにしてください。浮かす場合、ビンの形状に合わせて針金や棒を使って固定したり、テープを使います。
水耕栽培時の注意点
- 明るい窓際に置く
- 定期的に水を替える
明るい窓際においてください。根が出てくるまでは直射日光をガンガンに当てる必要はありません。
水かえは、時期によって替えるサイクルに注意してください。水がにごっていたり、臭いがするようであればすぐに交換してください。
- 春:2~3日おきに交換
- 夏:1~2日おきに交換
- 秋:春と同じ
- 冬:1週間おきに交換

まとめ
- きれいに洗浄したナイフでスタッキーの葉を20cmくらいの長さに切り分ける
- 切り分けた葉の上下がわかるように下部にマジックで「▽」を書き記す
- 2~3日間、切断面を乾燥させる
- 用意した空きビンをきれいに洗浄する
- 空きビンにスタッキーと水を入れ、ビンの底につかないように浮かせる
最後まで読んでくれてありがとう!
今回はダイソーで販売されていたサンセベリア・スタッキーの苗を水耕栽培を増やす方法を説明しました。
水耕栽培は、お手軽に始められるのがとても魅力的です、日々の管理も水を替えるだけで続けられます。お気に入りの空きビンを見つけて、サンセベリア・スタッキーを水耕栽培で育ててみませんか?