こんにちは、葉っぱーGARDENのムサシです。
今年も本格的な夏が始まりました。午前中にも関わらず、家の外はすでに35℃に届こうとする勢いで、ちょっと外出しただけで体の水分がなくなりそうです。
そんな猛暑が続くなか、部屋で栽培しているモンステラに目を向けると元気いっぱいです。この艶やかで大きな緑の葉は心を和ませてくれます。ちょっと話は逸れますが、このブログのシンボルマークはモンステラの葉をイラストにしたものを使ってます。

そんな我が家のモンステラですが、長年植替えができておらず、株元が大変なことになっています。気根と言われる根が何本も伸び放題に・・・ちょっと見た目も悪くなっています。おそらく鉢の中も根でいっぱいになっているのではないでしょうか(後回しにしてごめんよ)
モンステラの気根は、放置していると何本も出てきて、鉢をはみ出るくらい長く伸びます。個人的にはすっきりとしたスタイリッシュなモンステラが好きなので、見た目が悪くなるとちょっと残念ですね。
そこで今回は、『【超簡単】モンステラの増やし方!剪定した『茎』を水挿しで増やしてみた』として、剪定した後に残った根・茎を使って、水挿しで株を増やす方法について紹介したいと思います。
みなさんのモンステラが剪定する際、または水挿しで株を増やす際の参考にして頂けると幸いです。
この記事からわかること
剪定

やっぱり、モンステラも定期的に剪定や植え替えが必要です。
- 気根や茎が伸び放題で、見た目が悪くなる
- 枯れた葉や元気のない葉を取り除いて、新しい成長を促す
- 株元が混み合っている場合、風通しを良くする
我が家のモンステラは、数年前に大きな鉢に植え替えて以降、久しぶりの剪定・植替え作業ですね。
鉢の中では、モンステラの根が何本も生え、鉢のあちこちで小さな葉が出てします。形がわるくて元気がなくなった葉もあるので、この際、思い切って剪定していきます。
モンステラの植替えや剪定は6月~9月までが最適です。9月を過ぎてから剪定すると気温がどんどん下がり、新しい葉が出てこなくなるため、寂しい姿になります。剪定時期には注意が必要です。
今回の剪定は、カオスになっている株元の根をスッキリさせることが目的なので、鉢をひっくり返してから、メインとなる茎・葉の見栄えが良くなるように仕立てていきます。
- 長く伸びた、不要な根は茎部分からカット
- 形が悪く元気のない葉をカット
これが今回の剪定でカットした茎・根です。これだけを取り除いただけでも親株はスッキリと見栄えが良くなりました。



この茎・根は、もちろん捨てません!水挿しで別の株として育てます。水挿しで早く成長させるコツは、剪定する際、根を残すようにカットするです。茎に根がついているだけで新しい株として早く葉を出して、ぐんぐん成長してくれます。
水挿し


親株からカットした茎・根は、泥をきれいに落とします。その際、枯れている根や中身がスカスカになっている根はていねいに取り除いてから、ガラス容器に移します。その後は普通の水挿しと同じ要領で育てていきます。
水挿しを始めて1週間ほどで新しい白い根が何本も出てきた後、新しい葉も出てきました。
- 泥や汚れを落とす:泥が付いたままでは水がにごり、腐りやすくなるため、やさしく洗い流してから容器に移す。
- 不要な根は取り除く:枯れている根や中身がスカスカになっている根はていねいに取り除きます
- しっかり水に浸す:容器に水を入れ、気根がしっかり水に浸かるように水量を調整する。また直射日光が当たらない場所で管理する。
- 定期的に水を交換:夏場は水が腐りやすいので、2~3日に1度の割合で、きれいな水に交換します。
鉢植え

こちらは、直接、鉢植えにしました。元々、葉と根がついていたのでそのまま鉢植えしても問題はありませんでした。2週間ほど経過した現在では、新しい葉も出てきて、元気いっぱいに生育しています。
元々は、親株の株元にあったので、他の大きな葉の陰で日当たりが悪い環境でした。そのため、葉も小さいままでしたが、これで日当たりが良くなり大きく育ってくれると思います。

まとめ
- モンステラを増やすコツ
- 剪定する時は、茎に根(気根)があるようにカットする。
- 水挿しは『泥や汚れを落とす』、『不要な根は取り除く』、『しっかり水に浸す』及び『定期的に水を交換』に注意する。

最後まで記事を読んでくれてありがとう!
今回は『【超簡単】モンステラの増やし方!剪定した『茎』を水挿しで増やしてみた』として、伸びに伸びた我が家のモンステラ鉢を剪定した時に残った根や茎を使って水挿しで増やしてみました。
これまでは葉をカットするだけでしたが、今回は初めて水挿しまで挑戦したみました。水挿しでも鉢植えでも全ての株で順調に成長しています。
ぜひ、みなさんも挑戦してみてください。